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すでにタロウ以外の六人とその世話役、議題を進める係らしき者二人が席に着いていた。
(まだ始まらないのかな)
サユリが席に座るや否や、会議が始まった。
と言っても、一方的に聞くしか出来ないでいる地球人達。
話の内容は明日から各自の仕事内容であった。
が、聞いているとここに居る地球人全員がロボットの操縦訓練だった。
最初の日にいきなり見せられたあのロボット。
(とうとう来たか…)
(いきなり操縦出来るの?)
(どんなんだろぅ)
等々、皆、不安だった。
『操縦席は皆さんそれぞれの好みに合わせておりますので、すぐに慣れると思います。』
皆、驚いて顔を見合わせた。
(好みって、そんな事まで判るの!?)
(マヂでかっ!)
(オー、スバラシイ)
『では、明日の午前中から訓練を始めますので、中庭に集まって下さい。
コイツ等に案内させます。
後、今夜の夕食は別室で皆さん一緒に召し上がって頂きます。
それでは。』
(…昨日に続いて又、今日も会食…
この星の人達って、飽きないのかな…)
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