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本当の病名
入院して一週間した頃だったかな…
医師からものすごい事実を宣告される…
初めて病院に来た時、《悪性リンパ腫》と言われたが…
首のリンパの組織を調べた生検で驚くべき事がわかったとの事…
私の病気は《悪性リンパ腫》ではなく、
《ランゲルハンス細胞肉腫》…
なんだ、それ…?
医師の説明は続いた…
『これは非常に珍しい病気で、悪性リンパ腫より予後が悪い…』
『全国の名だたる有名な何人かの医師に細胞組織を見てもらい病名を確定しなければならない程に珍しい病気、その権威ある医師は「珍しいもの見せてもらったよ、ありがとう」と言った』と…
後日、インターネットで調べた…
《200万人にひとりと言われる珍しいガン、治療法は確率されていない、今まで日本で発症した数が少ない》
体調に何の変化もなく、変わりなく元気な私にそんなことを言われても…
理解することなんて出来なかった…
この頃の私にはハッキリ言って、どこか他人事で《へぇ~》???って感じしかしなかった…
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