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２月下旬、ワンクール目の治療を終え…
退院が決まったときに…
一番に思った事は…
『ああ、退院したらご飯食べなくていいんだ…』
という事だった…
そんな風に考えてしまうほど…
常にムカムカしてた…
実際に食べるとすごく気分が悪くなるし…
数分立っている事さえ出来ない…
階段は昇りも降りるのも使えない…
一番驚いたのは…
退院して、床に敷いた布団から立上がれなかった事…
何かにつかまっても自分の力ではどうやっても立てなかった…
仕方なく息子に脇を抱えて立たせてもらった…
余りのショックに愕然とした…
私のイメージでは８０歳位の老人がしてもらうようなことを
まだ４０代前半の私が経験するなんて…
診察の日、医師に聞いた…
『今までの治療でのダメージが身体に蓄積されています。
それほど強い薬なんですよ。』…
まさか、ずっとこのまま…？
私の心配した程ではなく、日がたつにつれて…
身体の痛みは和らいでいき、ホッとした…
毎日、毎日…
病気に関わることばかりに纏わりつかれ…
ドップリと病人なんだ、と思い知らされる…
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