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2月に二度目の治療を始めた時に…
医師から話があった…
『飲み薬の治療が効果はありませんでした。
骨髄移植に向けて治療をして来ましたが、
骨髄バンクに登録しても移植は早くて
3ヶ月はかかるから、それではもう、貴女の身体が悪くなってるから間に合いません。
骨髄移植を諦めて、臍帯血移植に切り換えましょう。』
との事…
私は尋ねた…
『臍帯血移植は骨髄移植と同じ効果を期待できますか?
移植をしなかったら私の余命は月単位ですか?』
医師は…
『どちらの移植でも効果は変わりません。
今の時点で治療を何もしなければ、月単位ではなく、週単位だと思ってください。』
私は重ねて聞いた…
『私の病気は症例がなく、予想出来ないのはわかってますが、先生の意見として教えてください。移植をして助かる見込みは何%ですか?』
医師の答え…
『30%です。』
『臍帯血移植を受けますか?』
と聞かれた私は…
迷う事はなかった…
このまま治療しなければスピードをあげて確実に《死》は迫ってくる…
移植をすれば、例え30%しかなくても…
時間はかかっても、順調に回復すれば…
仕事も出来るようになり健康な人と同じように生活する事も夢ではなくなる…
勿論、移植が成功しても…
拒否反応から他の病気を併発して死んでしまう可能性も充分に考えられる…
それでも、迷う必要なんてない…
黙って《死》を迎えるなんて…
病気と闘ってやっつけるんだ…!
難治性のガンと言われてる《ランゲルハンス細胞肉腫》を完治できるガンに…
私がしてやる…!
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