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小町
『なんでまた急に!?』
利綱
『小町、お前も昨日見たであろ
う?フリックはキリスト教を
通して信者達との深い絆を築
いていた。私は、その素晴ら
しさに胸を撃たれたのだ』
小町
『いや、だからって・・・』
利綱
『信者を守るというフリックと
の約束もある。ならば、私が
キリストに代わって皆を守ろ
うではないか!』
利綱の目つきが昨日までとは明らかに変わっていて、利綱の表情に小町は何処か懐かしさを感じていた。
つい昨日まで無気力状態だった利綱、だが今の利綱は以前の利綱、否、それ以上の気迫を感じる。
小町は、そんな利綱を見て嬉しくなった。
小町
『私も帰依するー!』
そして次の日、利綱は皆を大部屋に呼び出した。
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