-二人の両親(和真偏)-

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そして…メイドさん達とドアはもう目の前になった。 メイドさんが和真達にきずく。 すると12人そろって… 『『お帰りなさいませ和真様、いらっしゃいませ』』 …《いらっしゃいませ》は里咲に言ったんだろう。 それを言われた直後、妙に冷や汗がでてきた。 極度の緊張と不安がまざり合う。 そして─和真はドアを開けた。 二人はドアの先を見る。 もう言葉に表せないぐらいに目がチカチカしている。 あそこの玄関より遥かに広い部屋。 ピカピカでキラキラでヒラヒラで… ん?ヒラヒラ? カーテンとベットをみてみると、どうみても女の子が使いそうなピンク色のレース。 和真のお父さん…かなり趣味悪…; 里咲は部屋を前にして変な顔をした。 すると和真がボソッと言う。 「間違った…左だった…」 え?左? 里咲は疑問に思い、和真を見る。 すると、和真の目は遠-くを見つめていた。里咲もその視線の先を見る事に。
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