2.初めての風呂

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クゥ「んで、暖まったら次は体を洗うんだよ」 ナル「ふぁぃ…」 クゥ「……ナルどうしたの?」 ナル「な、何でもないわ!」 余りに気持ち良すぎて、気が抜けてた。 恥ずかしぃ…。 多分、今の私の顔は真っ赤だろう。 そんな時 クゥ「あっ!そうだ!」 クゥが叫んで、笑顔でこっちを見てくる。 ナル「な、何よ?」 クゥ「一緒に洗いッコしよ!」 ナル「洗いッコ!?」 意味が分からない単語に私は頭を傾げる。 クゥ「教えてあげるから来て!」 クゥはそう言って、私の手を掴んで湯槽からあげる。 そして、椅子に座らされた。 クゥ「じゃまずは髪から洗おう♪」 クゥはそう言って、髪を触ろうとしてくるが、私はそんな事より気になっている事があるのだ。 目の前にある、四角い物体の事だ。 ナル「…ねぇ!?何これ? 人が2人いるよ!あれ?クゥ?」 クゥ「ん?」 我ながら、訳の分からないことを言ってしまった。 でも、分かんない。 どう言ったら良いんだろう…。 クゥ「ナル…もしかして、鏡の事を言ってるの?」 クゥはそう言いながら、四角い物体を指差した。
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