477人が本棚に入れています
本棚に追加
クゥ「んで、暖まったら次は体を洗うんだよ」
ナル「ふぁぃ…」
クゥ「……ナルどうしたの?」
ナル「な、何でもないわ!」
余りに気持ち良すぎて、気が抜けてた。
恥ずかしぃ…。
多分、今の私の顔は真っ赤だろう。
そんな時
クゥ「あっ!そうだ!」
クゥが叫んで、笑顔でこっちを見てくる。
ナル「な、何よ?」
クゥ「一緒に洗いッコしよ!」
ナル「洗いッコ!?」
意味が分からない単語に私は頭を傾げる。
クゥ「教えてあげるから来て!」
クゥはそう言って、私の手を掴んで湯槽からあげる。
そして、椅子に座らされた。
クゥ「じゃまずは髪から洗おう♪」
クゥはそう言って、髪を触ろうとしてくるが、私はそんな事より気になっている事があるのだ。
目の前にある、四角い物体の事だ。
ナル「…ねぇ!?何これ?
人が2人いるよ!あれ?クゥ?」
クゥ「ん?」
我ながら、訳の分からないことを言ってしまった。
でも、分かんない。
どう言ったら良いんだろう…。
クゥ「ナル…もしかして、鏡の事を言ってるの?」
クゥはそう言いながら、四角い物体を指差した。
最初のコメントを投稿しよう!