一章【史上最悪の再会】

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【格納庫】 リーナ 「各種ジェネレーター…不備なし。駆動系及び、各種動作……オールグリーン!いよっし、完璧。今日も絶好調ね、相棒!」 アマネ 「先輩~!リーナ先輩~!」 リーナ 「んー?」 アマネ 「あ……!やっぱりここにいたんですね、先輩」 リーナ 「アマネ~、あたしのことは先輩、じゃなくてリーナでいいって言ってるのに」 アマネ 「そんなこと…アマネにとって先輩は先輩なんです。先輩は…なんと言っても、あの三年前の【双花(そうか)の英雄】なんですから」 リーナ 「もう…大声で言わないでよ、恥ずかしい…」 アマネ 「えへへ………いつも思うんですけど、先輩好きですよね、機体の整備」 リーナ 「うん。あの時からのあたしの相棒だもん、いつでもまた出れるように整備しとかなきゃ。……ちょい不謹慎だけどね」 アマネ 「で、でも先輩らしくてアマネはいいと思います」 リーナ 「どういう意味よ、それ。ところで、アマネ。あたしに何か用事?」 アマネ 「あ……そうでした。司令さんが至急、会議室に来るようにとのことです」 リーナ 「会議室?あたし何かポカしたっけ……?」 アマネ 「さぁ…でも何かお偉いさんも来てるとの話です」 リーナ 「ふーん…まぁいいや、報告ありがとね」 アマネ 「はいっ!」 リーナ(M) 「お偉いさん、ね。一体全体なんの用やら…」
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