エピソード1

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俺の名前は矢田部 和司。 今年、大学を卒業し、無事に就職できた社会人1年生だ。 小さな町工場で作業員として、流れ作業で部品の組み立てをしている。 単調な作業だが、この会社の業績は良い様で取り合えず潰れる心配はなさそうだ。 友人達の中には、大企業や楽な仕事を求め、就職浪人している者達もいる。 それを考えると、就職出来ただけでも有難い話だと、俺は考えている。
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