崩れさる平穏

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教師「で、あるからして、魔族と竜人族には……」 教師は黒板を書いていたチョークを止めて振り返った。 そこでは金髪の少年が机に突っ伏していた。 金髪の少年に向け、教師はチョークを投げた。 教師「ライズ!またお前か!」 ライズはチョークではなく、その大声に目を覚ます。 ライズ「あ!すみません!」 慌てて起きたライズは立ち上がった衝撃で机を倒してしまう。 「ははははは!!」 周りからは笑いが上がる。 ライズは顔を伏せて唸る。 教師「もういい、お前は廊下に立ってろ!」 しぶしぶライズは廊下に出て行った。
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