183人が本棚に入れています
本棚に追加
部隊長「迎え撃て!!」
ひとりだけ、他の兵と違った立派な鎧を纏った騎士が部下に指示を出す。
すると二十人いる内の五人の兵が一斉にこちらに向かって来た。
「ハァッ!!」
一人目が剣を振りかぶる。
だが動きはライズの方が早く、ライズは兵の腹にアッパーを入れる。
兵は砕ける鎧と共に吹き飛んで行った。
「死ねっ!」
続けざまに次の兵が剣を構えて来る。
ライズは先程の兵が手放した剣を掴み、それを振り抜いた。
「!!」
すると兵士の両手は落ちた。
「隙あり!」
更に続けて三人目。
ライズは両手が落ちた兵を引き寄せた。
「な!?」
三人目の兵士は剣を引こうとするがもう遅い。
盾にした腕の落ちた兵を、三人目の兵士が貫く。
三人目の兵士は怯えている。
その隙を突いて続けざまにその三人目の兵士も斬り伏せた。
最初のコメントを投稿しよう!