0人が本棚に入れています
本棚に追加
悲しみを背負って降る
水じゃない粒
繋いでいた手と手は
ゆっくり離れていく
そんなことには慣れたけど
君がいないことにはまだ慣れてないから
もうちょっと待って
君の匂いが残ってるうちは私の君でいてよ
白にゆっくりと
私を映して
淡く消えゆくものだから一瞬を大事にしたい
だから
もっとみていたい
降り積もるのは
悲しい粒
手に落ちては
消えていく
慣れてなんかいない
私は泣い崩れた
空から届く便箋は
いつしか積もり積もって
また君の好きな季節になってゆくけど
この季節は君を感じれないから嫌いだった
こうすればいいって
手を握ってくれたけど
もういないから
代わりはないから
儚い夢みたいな
時を生きてるから
戻れないから
一瞬を大事にしたい
忘れられない
時を背負って
寒いのは
もう冬だから
そんなんじゃない
君がいないから
寂しいけど
君は元気ですか
私はまたこの季節
あなたを強く思います
空に願いをこめて
最初のコメントを投稿しよう!