僕ら青春真っ最中!!

大きい小さい

先生「では今からケーキを作ります、怪我に十分注意しましょう」

生徒『はーい』

鬼怒川「めんどくさ…」

和泉「結構楽しいよ、それに調理を選んだのは桜ちゃんじゃない」

鬼怒川「エコバック作成とか、細かい作業は苦手なんだよ」

和泉「もう…あ、ケーキの種できたよー。型に入れて良いかな?」

鬼怒川「良いんじゃね?オーブンも温まったみたいだし」

和泉「時間設定して…ん、じゃあクリーム作ろう!!」

鬼怒川「張り切ってんなー…何?完成したら山田にやんの?」

和泉「えっ、そそそそそんな訳じゃ…」

鬼怒川「照れんなってー」

和泉「さ、桜ちゃんの馬鹿!!もー、からかわないでよ!は、恥ずかしいじゃない!」

鬼怒川「おーごめんごめん…、ちょ、静香、謝る、謝るから一旦手ぇ止めろ。クリームが…」

和泉「大体失礼よそういうの、…まあでも別にイヤじゃないって言うか、寧ろ嬉しいっていうか…いや、でもやっぱり失礼よね山田君に…あーけど、もし上手く出来たら分けても良いかなって…あ、でも迷惑になっちゃうかな、いきなりケーキとか…うぁああでも…!!」

鬼怒川「静香!クリームが!クリームを混ぜる手が速すぎて残像見えてる!!なんか時かけてる!!手を、手を止めろ!!」

和泉「えっ!…あ、ちゃー…クリーム固くなっちゃったかな…」

鬼怒川「私は器具が心配なんだけど…」

和泉「…あはは、さて、生地はどうなってるかなー」

鬼怒川「おー、結構膨らんでるわ」

和泉「柔らかそー」

鬼怒川「空気が上手く入ったみたいだな…ぺちゃっと潰れて可哀想な姿にならなきゃいいが…」

和泉「…小さいと悲惨かな…」

鬼怒川「え?」