顛末

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「ケモノ耳の生えた女の子を調教・育成する話……」 「ッ?」 「これ書いたの、お前だろ?」 それは、私の作品の中で一番人気のある作品の……。 どうして、それをコウジが知ってるの? 「なあ、どうなんだ?」 「ちょっと、待ってよ!」 さっきまで一緒に夕飯を食べていた時は、フツーだったのに。 ってゆうか、今日一日、一緒にいたのに、このタイミングでなんでそんな話を……? 「今だってお前、作品の更新してたんだろ? わかってんだよ」 「ハ?」 キレ気味で突っ掛かってくるコウジに図星を指され、私は対抗するように眉根を寄せて、逆ギレしてしまう。
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