そうして…

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翼は車に乗り込むとずっと外を見つめていた 「…どうかしたのか?」 昴は翼にチラリと視線を向けた 車に乗り込んだ時から翼が黙ったままなのだ 「……」 翼は外を見つめたまま何も言わない 昴は心配になり赤信号で車が止まると翼を軽く揺すった 「翼?どうしたんだ?」 「え?なにお父様、どうしたの?」 やっと翼が振り向いた
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