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「その口の悪さどうにかならないのかよ… まったく…
あぁカナミ、今日の晩御飯何がいい?」
「ハンバーグがよいでおじゃる。」
「…どこのマロだよ。」
マコトの妹、カナミは女子高の1年である。
工業高校2年のマコトとは実質的には2歳差だが、生まれ月の違いで、学年では1つ差となっている。
この兄貴の妹とは思えない程、見た目は可愛く、中学の時は校内でもトップ5の容姿と学力であったが、口の悪さから一部のマニアのみ絶大な支持を得ていた。
「…しかし、カナミも料理くらいしろよ~。」
「兄貴のが上手いから仕方ないじゃん。
また塩たっぷりの酢豚たべたい??」
「…普通【塩】と【砂糖】間違えるのはわかるけど…
【片栗粉】と間違えるとはね。」
「うるさいなー。
そんな事いうなら片栗粉一つ一つに名前かいとけよ。」
(無茶いうなよ… )
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