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「エリカちゃん、この話は絶対誰にも言わないでね。
エリカちゃんはまだわからないかもしれないけど、ちょっとのことでも足をすくわれるような世界なの。
私達はお客様に夢を売るのが仕事。私の普段の生活知ったら、みんなの夢を壊してしまうでしょ?」
「絶対誰にも言いません。
正直安心しました。
No.1の人っていったいどんな人だろう?きっとお高くとまってて、嫌な女だろうと思ってたから、美咲さんがいい人で本当に良かったです。
これからもよろしくお願いします。」
「エリカちゃん…」
「明日は朝から高杉社長の紹介で部屋見に行くので、早起きしなくちゃいけないので、もう寝ます。
おやすみなさい。」
「エリカちゃん、ありがとう。おやすみなさい。」
本来ならNo.1の美咲さんは雲の上の人のはずだけど、すごく親近感がわいて応援したいと思った。
そして美咲さんみたいなホステスになりたいと真剣に思うようになった。
何もかも知ってて、美咲さんを応援してくれてる高杉社長もいい人だなぁ。
私もたくさん勉強して少しでも美咲さんに近づきたい。
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