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19歳の春
初めての一人暮らし
ファッションやメイクに興味ある
同級生の中でプレッシャー
の日々…
メイクは好きなのに
回りは可愛い子ばかり
太っている自分にも
自信なんて持てなくて
こんな私がメイクなんて
すべきじゃないって
批難する自分自身の声が
頭に響いていた
こんな自分が嫌だった
変わりたかった
可愛くなりたかった
夏休みが終わる頃には
学校にも行けなくなって
ネット関連のオフ会や
その時交際していた彼の
紹介で知り合った
関係も浅い人たちと
泊まり掛けで
遊び歩いたりした…
めちゃくちゃだった…
こんな自分壊れてしまえば
いいって思った…
好きかどうかも
わからないのに
誘われたら付き合って…
自分の弱い部分を知られ
そうになったらさっさと
別れた
不安や不満は次から次へと
歪んだ心を作り出し
隙間だらけの私の心は
ある時最悪の事件に
巻き込まれた
私の部屋に
私以外の誰かが入り…
私を襲った
悪夢のようなできごと
死ぬんだなって感じた
覚悟したら力が抜けて
何も抵抗しなかった…
事を終えた彼は
愛を囁き部屋を出た
この時の私は恐怖に
洗脳されてまさか
大きな事件と関係が
あったなんてわかりも
しなかったし
シリタクモナカッタ…
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