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私はホーム、
彼は電車の中。
お別れの挨拶をする。
目の前の彼が揺れる。
まだ、泣けない。
泣かない。泣いちゃいけない。
まだ、一緒にいたいという気持ちは凄く残ってて、どんなに彼といたくても彼はこれだけは譲れないって言う。
だから、私は笑顔でお別れをする。
彼を困らせないために…
ピリルルル…
扉が閉まり、電車が出発する。
私は笑顔で彼を見送る。
電車が見えなくなった。
その瞬間、彼がいなくなった不安や後悔、寂しさが心を蝕む。
私は耐えきれなくなってその場で泣いた。
いつも、慰めてくれる彼がいない。
いない。イない…
後書き→
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