2―返事

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あれから暫く経った頃、 やっと倭月チャンは泣き止んで、俺は背中をさすってやっていた。 「大丈夫ですか?」 「…うん、ごめんね」 「何かあったんですか?」 「うん…その、嬉しくて」 「へ?」 とんでもなく間抜けな声が出た。 「そ、それって…」 「わたしね、好きになると…その人しか見えなくなっちゃって、…気持ちが重いんだって」 「はぁ…」 「それで元カレにもふられちゃったの…☆」 「そうだったんですか…」 「うん…それでね」 この先に倭月チャンが発する言葉に 俺は驚く事となる。
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