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とある日、天気は快晴。
春を伝える妖精の声が聞こえて来そうなポカポカ陽気。しかし、スキマ妖怪、八雲紫は悩んでいた。
その原因は、最近里の人間を襲っているという妖怪だ。
別に人を襲って食うだけなら何の問題も無いのだが、明らかに異常なペースで襲っている。
あんまりにも里の人間の数が減りすぎると人間と妖怪のバランスが崩れてしまう。と、いうのは口実、襲うペースは確かに普通ではないがあくまで単独犯。ほっといても博麗の巫女が退治してくれるだろう。
本当はせっかく冬眠から目覚めたので何か暇潰しになることを探しているだけ。
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