始まり

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所変わってここは人間の住む外の世界。それとも現代と呼ぶべきか。 そしてこの世界のどこにでもいる普通の人間の、とある少年は戸惑っていた。 何故なら目の前に少女が倒れているからだ。 「まさか誰かに襲われたのか!?それとも事故!?」 とにかく声をかけてみる。 「君!大丈夫!?」 「……………」 返事は無い。 「たたた大変だ!救急車!いや警察か!?」 少年が慌てていると、少女が何かを呟いた。 「………た……」 「何!?大丈夫!?」 「お腹………減った……」 「……へ?」
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