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探すといってもどうすればいい…
机の中もカバンの下も探したけれど見つからない。
やっぱり妖精探しの旅するか。
幸いに、俺はニートだ。
俺がいなくなったぐらいで親はなんとも思わないだろう。
自宅警備員の仕事も楽じゃないんだぜ?
「けど一人で探すのもあれだなぁ」
あれってなんだ。
まぁいいや、
俺はニート仲間に連絡した。
プルルル…
プルルル…
プルルル…
プルガチャ…
「おぉ山口茂雄!略してやましげではないか!
どうしたどうしたwブログ炎上したのか?www
暇なのか?wwww
お前いくら暇だからって電話すんなよw
キモイよキモイよーキモ過ぎて…ぅ…吐きそ…ぅ…ぅぐ…」
ウザいにもほどがある。
こいつは同じ中学だった矢代。
持ち前のウザさにより面接で落とされて中学浪人中。
昔っからの腐れ縁なのでどうしょうもない
なんでこんなのが友達なのとか思った所で仕方ない。
「矢代よぉ、妖精っていいよな。」
矢「激しく同意。そうだよなお前もこっち側の人間だもんな。ようこそ。」
「30歳まで童貞のおっさんって妖精になるんだよな?」
矢「ん~相変わらず掠りもしないでスルーするねぇーww」
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