4月3日

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「あぁ、すまない。かろうじて大丈夫ですよ。」 マジで天に召しそうになったよ。 「で、質問はなんだっけ?もう一回言ってもらっていいかな?」 「あっ、はい。高校のどこ行くんですか?」 「俺は氷燐学園へ入学する予定なんだ。」 「えっ、本当に氷燐学園なんですか?私も氷燐学園なんです。」 よっしゃ~と叫びたいけど、あえて止めとこう。 ん?まてよ。今同じ学校って言ってたよな? これはチャンス到来か? 同じ学校→同じクラス→恋人 んなことあるわけねぇか。 「あのぅ……よかったらアドレス交換しませんか?」 「ん?あぁ、いいけど。」 「うふふ、よろしくお願いしますね。建二さん。」 「あっ、あぁよろしくな、萌さん。」
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