プロローグ

2/2
前へ
/292ページ
次へ
今思うとほんと不純だよな…(笑) 俺には好きな人がいました。 その子は結構仲が良く陸上部でした。 ???「亜希~。陸上って楽しいの?ただ走るだけじゃん。」 そのときの野球部の俺がわかるはずもない。 亜「違うよ。陸上には陸上の独特の雰囲気があって、走る度に起こる緊張感、記録を更新する度に胸が熱くなる達成感!陸上は楽しいんだから♪」 亜希という子は言う。 そう笑って言うしぐさがまたかわいいんだ。 だから俺は言ったんだ。 ??「じゃあ、今度いとこの兄さんの大会があるから一緒に見に行こうぜ!」 俺は言う。 ただデートをしたかっただけだから。 陸上にはあまり興味はない。 亜「いいの?見てみたかったんだぁ~。」 今回だけさ。 そして俺たちは約束したんだ。 ??「達也にい!一緒に翔にいを応援しにいこうぜ!」 東條「あぁ!いいぞ。ちょうど誘われていたからな。」 …そして俺は見たんだ。 競技は4×100mR ちなみに決勝。 ??「何てすごいんだ…」 なんだかわからないけどこの感じ。 胸が熱くなる。 つい見とれてしまう。 亜「陸上ってかっこいいでしょ?」 ???「そうだね…。全然違う。」 俺もいつかはあんな風に… 亜「じゃあ一緒に陸上しようよ。頑張ろう!」 ??「あぁ!」 -… ??「翔にい。俺陸上部入るから!」 翔「待ってるぞ!力!」 こうして俺は陸上に出会った。 ・
/292ページ

最初のコメントを投稿しよう!

185人が本棚に入れています
本棚に追加