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「兄貴…頼みが…。知り合いがイタリア料理の店オープンしたんだけど、1人じゃなかなか行きづらくて…」
普段余り話をしない弟の臣が珍しく頼み事をして来た。
「知り合い?イタ飯?」
言いずらそうにしている姿も可愛いいねぇ。
「…一緒に行って欲し「行こう!何時行く!?」ぃっ!?」
全部を言い切る前に返事の言葉を被せ満点の笑顔で親指を立て合図をした。
「兄貴の都合に合わせるから…」
みるみる内に真っ赤になる可愛いい弟のコンプレックス。極度の赤面症だ。
本人はかなり気にしてるみたいだけど。
まぁ俺からしたらそんな姿も愛しいんだけど…。
「じゃ、善は急げって事で…今から行こう!って臣は大丈夫か?」
余りにも急だったからか面食らった顔をし一瞬遅れて返事をした。
「……今日はもう接見も無いし大丈夫だけど…ありがとう。」
「じゃ、行こう!」
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