壱.京都

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「本場の和菓子ってやっぱ絶品だわ!」 八木邸を出て、壬生寺に足を運んでいた夏季と茂野 夏季がガイドのおじいさんと話していた間、茂野は一人お茶と和菓子のセットを食べていた事を茂野は嬉しそうに語る だが夏季は茂野の話しなど全く聞いていない。一人上の空で足元を見ていた 「芹沢鴨じゃなくて近藤勇が…」 殺されていたら 先程のガイドのおじいさんの質問に今だ、すっきりしないのだ ガイドのおじいさんが話してくれたが、芹沢鴨は壬生浪士組の局長でありながら好き勝手に遊び、気に食わない事があれば人を殴り、それでも満足しなければ家を焼いたり、店を壊したり… まさにやりたい放題 だが戦事になれば近藤勇よりも前…つまり壬生浪士組の先頭に立ち、壬生浪士組全員を引っ張って行った人
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