後遺症

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  全員に爆笑されても ノセは懲りなかった。 「きーちゃん。 もう1つ質問。」 「(苦笑)まだあるんか?」 「××父娘と社長室で居た時さ、 たけちゃんが入って来て 何で驚かなかったんだ? 知ってたのか?」 「社長室に入る直前に俺が メールしたんだよ。」 「ヤマザキ君が? 俺は貰ってねーぞ?」 ノセが不服そうに唇を尖らすと リーダーが説明した。 「お前はポーカーフェイスは 出来へんから教えんかったんや。 ××はタケちゃんはまだ 監禁してるつもりやったから 油断させとく為にな。」 「たけるが助かったと聞いて 俺は冷静に対応出来ました。 ほんまにありがとうございます。 あの女がどんな言い訳しても たけるが助かってるんやから 絶対に勝てると信じてました。」 「そうそう。 あの女、最後まで悪足掻きして。 すっげー強かな女だったよな。」 「あんな女に関わったタケルが 災難だったんだよ。」 「・・はい。」 たけるの元気が無くなったので きらが話題を変えた。 「ノセ。もう質問は無いやろ? 皆さんの活躍を教えて下さい。」    
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