奪還

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  マネージャーが全員に飲み物と ゼリーを配るとヤマザキが 話を再開した。 逆に監禁された▽▽と◇◇は 先輩には面と向かっては 言えない鬱憤を 全てООにぶつけたので ヤマザキとタロウは 二組に分けた。 「サワキ。 こいつはお前に預けるよ。」 「はい。」 サワキがООを連れて出ていくと ▽▽がもじもじし出した。 「・・・・あの、・・・」 「何だ?」 「・・・その・・トイレに。」 おずおずと▽▽が言うと ヤマザキはすんなり許可した。 「どうぞ。目隠ししてないから 行けるだろ?」 「・・・はい。・・あの」 「まだ何かあるのか?」 「その・・・◇◇と一緒に?」 もしや鎖を外してもらえるかと 尋ねたがタロウが言った。 「タケルと同じ目にって 言ったよね? お前等、タケルが用を足すのを じっと監視してたんだろ? 俺達はそんな趣味はないから お互いに監視するんだな。」 ▽▽と◇◇はООの裏切りを 知らなかったから タロウやヤマザキが 何故詳しく知っているのか 不思議だった。    
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