奪還

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  「頼む。」 「チッ!」 ▽▽が頼むと◇◇は舌打ちをして 嫌々一緒に行った。 「露出趣味あんのか? ドアを締めないでさ。」 たけるの時と同じように 鎖がギリギリの長さだったし、 ◇◇も繋がれて居るので 仕方なくドアを開けたままで 用を足していると後ろから ヤマザキがからかった。 「や、止めて下さい。」 「ははは。」 ヤマザキは愉快そうに 高笑いして戻って行った。 ▽▽と◇◇には自分達の行動を 反省する素振りが全く見えない。 「(こいつ等、 全く反省してねーな?)」 「(そうだね。 もう少しキツくする?)」 「((苦笑)任せる。)」 ヤマザキとタロウは2人に 反省を促す為に更に彼等を 精神的に追い詰めた。 中々反省しないのは たけるはたった1人で いつ解放されるか判らずに 不安だったけれど ▽▽と◇◇は2人で居て、 監禁は2日とさっき言ったために 期限が判ってしまって 落ち着いているようだった。 「さて、お前等にも目隠しな。」 「「えっ?」」 「それからお前はこっちに移動。 早くしろ。」 タロウが命令した。    
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