後遺症

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  「聞こえる訳ねーだろ!」 「聞こえたもーん!」 きらがノセと戯れながら 行ってしまったので 残ったたけるがメンバーと ツカサ達を案内した。 「タケちゃん。 もうすっかりえーん?」 「はい。 ありがとうございます。 きらが過保護なんですよ。」 たけるが苦笑いして言うと たけるが行方不明になった時に 半狂乱になっていたきらを メンバー達は目の当たりに していたから無理はないと 黙って納得していた。 「どうぞ。」 たけるに招き入れられて 中に進むときらとノセが まだやり合っていた。 「こら! せっかく綺麗に盛り付けた料理を 摘まみ食いするな!」 「何でだよ! ちょっと位良いじゃねーか! 味見してやったんだよ!」 どうやら、並べられた料理を ノセが摘まみ食いしたようだ。 「(苦笑)きら。」 「ノセ!他所様の家で 恥ずかしい真似して 俺達に恥をかかすんじゃねー!」 たけるとスギタが2人の間に立ち 仲裁するときらはおさまったが ノセは全く懲りないで また料理に手を伸ばした。 「こら!止めろ!」    
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