後遺症

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  結局、ノセの両隣に スギタとリーダーが 腕を掴まえて座った。 「(苦笑)何でだよ!」 「煩い。」 「ほんまに煩いわ。 それ以上文句言うたら 追い出すで?」 「・・・。」 やり取りが面白くて先輩後輩に 関係無く全員で爆笑した。 「ひゃはは。 たける、ワインで乾杯にしよ?」 「おん。スギタ君、 抜栓をお願い出来ますか?」 「いいよ。兄ぃ代わってくれ。」 「(苦笑) もう摘まみ食いしねーよ。」 スギタが抜栓してる間に グラスを配り全員のグラスに ワインを注いだ。 「何方か乾杯の音頭を?」 きらがノセのGのメンバーを見て 頼むとタロウがノセを勧めた。 「ノセ。なんやかんや言いながら お前が一番頑張ったから お前が音頭を取れよ。」 「へっ?俺が?」 「早くさっさとやれ。 じゃないと料理が食えねーぞ。」 「解った! きーちゃん。たけちゃん。 おめでとう!」 「「「「「おめでとう」」」」」 「「ありがとうございます。」」 「頂きます!」 「(苦笑)ノンちゃん。 こっちをどうぞ。」 いつもの特製プレートが 出された。  
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