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「ふぁ…あ、ん…ひゃっ」
甲高い声が暗い部屋に響く。
ぱちゅぱちゅという湿り気を帯びた音と、ぎしぎしと不快な音。
ベッドに押しつけられただひたすらに快楽を与えられている夢海は目がうつろだった。
夢海を抱く男はこの学校の保険医である。
見た目もよし、アレもよし。
夢海からしてみればそれなりの点数である。
「夢海、楸先生に近付いたんだね」
「あぅ……は、どうして?」
「見たよ…君と楸先生が並んで歩くところをね」
前立腺を突き上げられ甲高い声があかる。
シーツはすでにぐしゃぐしゃに乱れ、夢海の下肢にも白いものはついている。
夢海の柔らかな白い臀部に保険医の堅く骨ばった腰が打ち付けられる。
快楽に体がはねる夢海を力付くで押さえつけそのまま奥へとソレを進める。
先ほどとは打って変わり、緩やかな快楽に夢海はイヤだと首を振る。
「なぜ彼に近づいた?」
「奥ぅ…ちょーだいよ」
「答えるんだ。答えないならばこのまま抜く」
保険医が腰を引けば夢海の内部は離しはしないとでも言うかのようにからみつく。
顔だけ後ろに向けると夢海は目を細めて口を開く。
「あんたには関係ないでしょ?…はぁ、別に抱かれるわけじゃないし」
「相変わらずその生意気なところはなおらないみたいだなっ」
言葉と同時に夢海は強く突き上げられて悲鳴をあげる。
振りかざされた手は夢海の白い臀部をたたく。
幾度もたたかれた臀部はほのかに赤みを帯びてジンジンとした痛みを伴った。
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