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「うぐぉおぉぉ………」
創は頭を抱え、地面に座り込んだ
「あ、そんな痛かった?」
そんなはずないんだケドなぁ……
「コイツがそんぐらいの衝撃でへたりこむと思うか?」
「……ごもっとも」
後ろから、聞き慣れた声
恐らく、直也が来たのだろう
「で、原因は何なのさ」
「それがな……」
ため息をつき、いつもより直也の声のトーンが落ちる
……重症だな
二人とも
「秋良ぁ~~~~」
「うっさい引っ付くな!!」
アタシが変人に見られるじゃないか!!
「ってオイ!何すんだ!?」
「帰るぅ~~~~……」
ぐいぐい創に引っ張られ、案外あっさりとアタシは引きずられていく
「オイ!離せ!つーか何があったんだ!?」
「諦めろ……話は後だ」
後って………
そんなに重要な事なのか……?
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