嫉妬

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嫉妬には色々ある… 憎しみの嫉妬… 可愛い嫉妬… そして、狂った嫉妬…… 「鳳さんって、本当に俺の事好きなの?」 可愛い恋人・越前リョーマ君からのいきなりの質問。 何故そんな事を聞くのか尋ねると、俺が、尊敬する先輩の宍戸さんと仲が良いから…らしい。 所謂「嫉妬」…。 クスッ、本当に可愛い。 堪らず押し倒した。 行為の最中…俺は思った。 オレハキミイジョウニシットシテイル…… 越前君が手塚さんや不二さんの試合を見ている時…… 強い選手の試合を見ている時…… 異性と話している時…… 同性と話している時………いっぱいある…。 「嫉妬深いと嫌われるで?」 結構前に忍足先輩から言われた一言。 「彼を失ったら全てが壊れる程愛しいんですよ………。」 気付けばこんな事を言い放っていた。 でも、嘘では無い。 越前君を失ったら生きてはいけない程愛している。 俺は越前君…否、リョーマに溺れている。 リョーマ………君も俺に溺れてくれる? 君と関わりを持つ者全てが嫉妬する程に………。 †END†
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