~帰~

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すると視線に気付いたシロウサギは、一瞬此方を見てから反対の方向へこほん、と一つ軽い咳払いをした。 「…だ、第二のアリスと呼ぶのは礼儀だと思ったからだよ。今まで君に迷惑を掛けたのだし…ね。」 やや照れくさそうに言うシロウサギが可笑しくて、少女はくすりと笑った。
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