~探~
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少女が朝起きると、チェシャ猫はいなかった。 素直に謝れない自分の態度に自己嫌悪を覚えるも、チェシャ猫がいない今後悔しても同じ。 少女は溜め息を吐き、取りあえず今は記憶を取り戻そうとするのだった。 感情はシロウサギの事があってから、突如として頻繁に出るようになった。 つまりこれはカウントダウンの兆し。 後は一番の問題である゛記憶゛を思い出すだけとなった。
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