~探~

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もう感情を人並み(まぁ此処は人らしい人がいないに等しいが)出せる様になった少女は、何か記憶に関する場所がないか考えた。 今まで行った場所は、 花園(お茶会)、城、…時計屋の家………だったはずだ。 少女は考えながら歩いていたせいか、どこかで見た道を歩いている事にようやっと気付いた。 この一つだけはっきりと続く道は確か、 「おやァ、第二のアリスじゃないかイ。」 時計屋の家の道だったはず、だ。
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