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「ああ、問題ない。ありがとう」
我ながらそっけない言葉だとは自覚している
「そっか、それはそれは良かった。僕の名前はポロッカ、君の名前は?」
にこやかに自己紹介してくるポロッカ
しかし名前となると考えていなかった。
地球の頃の名前をそのまま使うのはつまらない、味気がない
「まだ秘密だ」
とりあえず現状維持
「ところで、“ちしきのごう”という場所を知らないかな?」
今やるべきことは友人作りでは無い。
もう一度受けたこの生で
何も分からない未知なる舞台で
胸の鼓動が鳴りやまないこの世界で
意義のある人生を送ること
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