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元々生来根暗な俺は人と会話するのが苦手だった。 友達なんてものは当然いない 教師もみてみぬふり 更に彼には守ってくれる最大の味方の家族すらいない まさしく彼は天蓋孤独、世界で独りぼっちなのだ。 「くだらない。面倒くさい。あいつらは何故いつも飽きもせずこんなことを続けられるのだ。」 さも暴行を受けていなかった様な言動 実際彼は毛ほどにも気にしていなかった。それほど他人に興味が無いのである。 「まぁいいか、それもこれも今日ですべて終わりだ。」 そう彼は今日 死ぬつもりだった。
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