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ファミリーレストラン
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ナレ
｢沖田とミツバはファミリーレストランに場所を移し、楽しげに話しをしている｣
沖田
｢そーですか ついに姉上も結婚…
じゃあ今回は嫁入り先に挨拶も兼ねて？｣
ミツバ
｢ええ、しばらく江戸に逗留(とうりゅう)するからいつでも会えるわよ｣
沖田
｢本当ですか嬉しいっス!!｣
ミツバ
｢私も嬉しい｣
沖田
｢じゃあ嫁入りして江戸に住めばこれからいつでも会えるんですね｣
ミツバ
｢そうよ｣
沖田
｢僕…嬉しいっス｣
ミツバ
｢フフ 私もよ｣
ナレ
｢からかい目的でついてきた山崎ら真選組隊員が、遠目からこの様子をのぞき見、笑いあう｣
隊員Ａ
｢プククッ! 僕だってよォォォォ!!｣
隊員Ｂ
｢おいっ!!沖田隊長にばれちまうぞ…ププッ!｣
沖田
｢でも僕心配です。江戸の空気は武州(ぶしゅう)の空気と違って汚いですから、お身体にさわるんじゃ…
みてくださいあの排気ガス｣
ミツバ
｢え？｣
ナレ
｢ミツバが窓の外に気を取られているうちに、沖田が容赦なく山崎達にバズーカを打ち込む｣
ミツバ
｢何？どれ、そーちゃん｣
山崎
｢ぎゃあああああ!!｣
ナレ
｢バズーカの威力で山崎達の席が吹っ飛び、爆煙があがっている｣
ミツバ
｢！まァ…何かしら くさい…｣
沖田
｢ひどい空気でしょ
姉上の肺にさわらなければいいんですが｣
ミツバ
｢病気なら大丈夫 そーちゃんの毎月の仕送りのおかげで治療も万全だもの…
それよりも、そーちゃんこそ大丈夫なの？
ちゃんと３食食べてる？｣
沖田
｢食べてます｣
ミツバ
｢忙しくても睡眠ちゃんととってるの？｣
沖田
｢とってます 羊を数える暇もないですよ｣
ミツバ
｢みなさんとは仲良くやっているの？
いじめられたりしてない？｣
沖田
｢うーん、たまに嫌な奴もいるけど…僕くじけませんよ｣
ミツバ
｢じゃあお友達は？｣
沖田
｢…………｣
ミツバ
｢あなた昔から年上ばかりに囲まれて友達らしい友達もいないじゃない
悩みの相談ができる親友はいるの？｣
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