入学

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二人が受付に行くと体育館へと案内され、二人は別々の場所に座る。 会場の席は右から出身地が北、南、東、西、のじゅんで別けられてあり、椅子が一つのブロックに200席は置いてある。 聖夜は南の出身地のブロックに、舞火は西の出身地のブロックに座っている。 ー聖夜視線ー (以外と一人はキツイな…なんだかんだでこっちに来てからの一週間は、ずっと舞火と居たからな…。まだ分からないけど…いずれ信用できたら舞火には俺の過去の事話さないとな。) 聖夜はそんな事を思いながら早く入学式が始まらないかなと思って居ると。 ???「っよぉ、お前も一人か??」 と隣から話しかけられる。 聖夜「一人と言えば一人だな…西のブロックに友達がいる。」 ???「そうか、俺は風鈴寺海斗。ヨロシクな。」 聖夜「俺は、闇鳴 聖夜」 聖夜(いきなり話しかけてきて…なんなんだ、こいつ??) 半分イラだちながらも聖夜は自己紹介をし、目線をそらす。 海斗「聖夜はなんで学園に通おうと思ったんだ??、俺は国家騎士団に入りたかったからなんだけどさ。」 半分イラだっている事もあり聖夜は少しの間黙っていた。 海斗「なぁ、なんでだ??」 聖夜(ハァ~入る気なかったけど無理矢理入れられたとは言えない…よな) 聖夜「俺はただ強くなりたかったから」 聖夜(まぁ適当に答えればいいだろ。) 海斗「お前…ホントの事言ってないな??」 聖夜は見抜かれた事と、ばれた事で焦っているのか分からない感じになっている。 聖夜(…ホントの事言わなきゃいけないよな…) 聖夜「ホントは…「まぁどうでもいいか、聖夜は単純なんだな」 聖夜が話そうと声を出したがせれを海斗が一人納得して話す、 聖夜「そうだな…俺単純なのかな」 聖夜(こんな適当で騙されてくれてよかったぁ…てか今度からこんな適当なやつが絡んでくるのか…) と聖夜は半分嫌になりながらも、内心新しい友達の可能性に嬉しくもあった。 そんな事を思っていたら、入学式が始まった。
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