入学

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???「俺はあんたに習うのは嫌だな、めんどくさそうだし、何より遊んでそうで実力がなさそうだ。」 クラスの中の一人がそう言った事により他の物達も男に向かって罵り(ののしり)始めた。 遊人「いいから黙って自己紹介しろ、あまりめんどくさい事は嫌だからな。」 ???「なら担任なんかやるなよ。」 最初に担任に言葉を放ったやつがそう言うと、担任も怒り始め、 遊人「いい加減にしろよ。」 そう言うと、魔力を練り始めた、 聖夜(この魔力量は最上級…さすがにやばいぞ。) 聖夜はそう感じた瞬間に光属性の最上級魔法を発動した、 聖夜「妖精の加護」 遊人「乱龍の雷」 聖夜達4人を覆うように壁ができたとたんに、教室の中を雷でできた1匹の龍が暴れるように踊り出す。 教室内「お前馬鹿じゃねぇーの、キャー、ワァー。」 所々叫び声や担任に文句を言う生徒も居るが龍が当たると感電して動けなくなっていく。 遊人「今度からは静かに人の話を聞けよ」 担任は生徒に魔法を放った事など気にせず話す。 遊人(最上級魔法を放ったのにピンピンしてるのが4人も居るな…。) 遊人は驚きながらも生徒に自己紹介をさせた。 遊人「今日はこれで終わりだ、明日は魔武器を作ってもらうからな、後聖夜と海斗と舞火と華林の4人は終わったら少し話があるから残っててくれ、では解散だ。」 4人がそれぞれ何で残されたか話していると「お前ら聞きたい事がある、俺が乱龍の雷を発動したときに、お前達の誰かが妖精の加護を発動して4人の身を守った、正直誰が発動したんだ??」 遊人は光属性の魔法を使うやつが生徒に居た事もあるが、まだ入学したての者が最上級の魔法を使った事に驚きながら聞いた。 舞火「あの時誰か魔法使ってたの??何で私達は平気なんだろ??っては思ったけど…。」 海斗「俺も気が付いたら周りが倒れていってたからな…。」 華林「私も同じだ、ただ光属性は聖夜しか居ないぞ。」 聖夜「…ハァ~俺がこいつらを守ったよ、魔力量が最上級魔法並にあったからな、」 聖夜が守ってくれてた事に気付いた3人はビックリしながら聖夜を見る。 遊人(こいつが…)「何にせよお前は人より魔力が高いみたいだな、ただ気になっただけだし今日は帰っていいぞ。」 聖夜達は遊人に挨拶をし帰宅する、「まさか一年で最上級を使えるやつがいるとはな…。」 遊人は嬉しそうだが心配そうな目もしていた。
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