魔武器製造

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ガラ、「皆揃ってるかぁ、来てないやつが居るなら言えよぉ。」 ドアが開くと遊人が入ってきて、適当な出席をとっている。 遊人「欠席はいないな。今日は魔武器を作るからな、第一訓練所に来いよ。」 遊人はそう言うと転移をし先に向かった。 舞火「魔武器ってどうやって作るのかな??」 舞火がニコニコした笑顔で話す。 海斗「さぁ~行けば分かるさ。」 海斗はめんどくさそうに言うと、 聖夜「遅れないうちに行こうか。」 聖夜が言うと3人が聖夜に捕まる。 聖夜「なんだ??」 舞火「転移よろしく。」 呆れながらも聖夜は転移をして、第一訓練所についた。 遊人「全員そろったな??今から魔武器製造をしてもらう、魔法陣の真ん中に立ち、この黒く、丸い球体に、どんな武器がいいかイメージしながら詠唱し、魔力を流すんだ。イメージしろとは言ったが形だけだぞ。能力は魔力の質によって一人一人変わってくるからな。詠唱は(我が身に宿りし雷の精よ 我の呼び掛けに応えその力を現せ)だ、俺は雷の精と言ったが。ここは自分の魔力の属性を言うんだぞ。分かった奴から球体をとって始めろ、魔法陣は全部で10個書いているからな。」 聖夜「分かったか??。」 と聖夜が3人に聞くと舞火が難しい顔をしながら、 舞火「私達の中には精霊が居るの??」と聞いてきた。 聖夜「雷の精と言ったのは自分の中の魔力の属性の事だ、実際に精霊が居るわけじゃない。分かったならとりにいくぞ??。」 聖夜は呆れながらも舞火に答えると、遊人の元に球体をとりにいった。 聖夜「4つくれ。」 遊人「はぃよ。お前ら仲いいのな。」 聖夜「かな??。」 と笑いながら話すと3人の元へと戻り、訓練所の端の方に行こうとすると。 遊人「言うの忘れてたが最低でも4人以上で組んでやるように、俺は訓練所入り口で寝てるから、全員が終わったら起こしに来いよ。」 とどこまでも適当な遊人にクラス中が呆れながらもそれぞれに魔武器製造をしている。 聖夜達4人は、 舞火「誰からする??」 海斗「誰からでも。イメージしながら魔力流すだけだし…。」 華林「私から…しようか??」 華林は魔法陣の真ん中に立つと目を瞑り、頭の中で自分にあった武器をイメージしながら呪文を詠唱する。
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