46人が本棚に入れています
本棚に追加
/41ページ
紅魔館:図書館
咲夜
「パチュリー様、例の客人を
連れて参りました」
?
「いいわよ、連れてきなさい」
静寂に包まれた館内に
歩く音だけが響く。
中は暗く、そして少々黴臭い。
迷路のような本棚の間の通路を
歩き、
周りの雰囲気とよく合う
椅子に深めに腰かけながら、
木目調の円テーブルに
紅茶のカップを、
手には何かの本を手に読む
『パチュリー様』がいた。
咲夜
「連れて参りました、パチュリー様」
一週間の魔法使い:パチュリー
「ご苦労様」
ジン
「おい、俺はレミリアに用が・・・」
咲夜
「えぇ、お伺いしていますが
お嬢様が、
『私と麻雀をやりたいならばまず
この館内の誰か二人に勝ってから』
だそうです」
了
「で、咲夜とパチュリーさんとやると」
パチュリー
「飲み込みが早くて助かるわ、了」
了
「あれ・・・ご存知?」
パチュリー
「レミィから話は聞いたわ、
色々とね」
了
(どんな話なんだよ・・・)
ジン
「じゃあまずは
咲夜とパチュリーだな、
よし、行くぞ了!」
了
「お、おう」
最初のコメントを投稿しよう!