対局:了&ジンvsパチュリー&咲夜

15/15
46人が本棚に入れています
本棚に追加
/41ページ
ギッ・・・とドアの軋む音と共に レミリアが図書館へ入る レミリア 「入るわ・・・」 タァン――― 牌の叩きつけられた乾いた音が 館内に響く。 了 「ツモ。西、白。 パチュリー500の 咲夜ジン1000ずつな」 まだ七巡目。 速攻だ。 西は咲夜が 鳴かせてしまったようだ。 ジン 「はやいなぁ・・・ 終わるのも・・・和了るのも」 咲夜 「・・・ふぅ、お茶でも 持って来ますね」 そう言って席を立ち出口の 方を見て初めて レミリアに気付く。 咲夜 「お嬢様、すいません敗れて しまいました」 レミリア 「いいのよ咲夜。 私がほんの少し暇を潰せる 相手ができただけよ。」 ジン 「・・・挑発か?」 レミリア 「決してそんな事はないわ? 本心よ、素直に思った事を 言っただけ」 ジン 「ハッ、まぁ退屈はさせないようにするぜ、お嬢様?」 レミリア 「楽しみにしてるわよ、咲夜 お茶はいいわ、 ジンと了に・・・誰かしら?」 了に隠れるようになって 見えなかったらしい。 和 「あ、了の半霊の和です 初めまして」 レミリア 「そう、私はレミリア 此処の館の主よ。 咲夜、彼らに部屋を。 それから食事も」 咲夜 「畏まりました」 退室する咲夜に 案内されながら続いて図書館を 出た。 パチュリー 「レミィ、ジンは本当に強いわ 強引な打ち筋だけど、 打点が高いし和了れた時の 被害が大きいわ カンをする度にドラが乗るのよ 本人以外でも」 レミリア 「なるほど・・・了は?」 パチュリー 「いまいち分からないわ・・・ 彼が和了ったのは最後の あれだけだったから」 レミリア 「そう・・・有難うパチェ」
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!