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願いは脆くも崩れていく
何事も叶わぬ現実
揺れ動く魂の叫びは
血で滴めるための準備でしかない―――
嗚呼 嗚呼…
ここに呼び出し手を出し首に
細い指を絡めてしんぜよう
何も物を言わぬ者―ヤツ―らよ、報いと想い我を消してみせよ
何故?
息が出来ずに死んでしまうのか……?
願いは儚くも崩れ
何もない広大な荒れ地は
我の心を映す鏡とならん
震えた手を空へと向ければホラ、地獄への道がみえた―――……
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