家に帰ろ

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「いや、その...私も...あの...迅と一緒に...か...帰りた...」 神原の顔はトマトより真っ赤だ。 だめだ。 笑いをこらえきれん。 可愛いすぎる。 「...ぷぷ..」 「あっ!笑ったわね!?私をからかおうなんていい度胸じゃない。」 神原は真っ赤な顔でにらんでくる。 「オレが悪かった!悪気があったわけじゃ...」 「1回死ね!」 「うぎゃあ!」 またしても背負い投げ。 胸は小さいくせにパワーがあるな。 「誰の胸が小さいって!?」 またしても読まれた!? ってか、ヤバい。 「ごめんなさい。神原様。だからその電柱のように太い鉄パイプを下ろしてください!」 そうしてなんとか神原を落ち着かせた。 「はぁ。早く帰るわよ。」 そして帰り道。 オレと神原はたわいもない会話をしながら帰った。 そしてオレの家の前。 「あっ、神原。」 「なぁに?」 「お前、制服に砂ついてるぞ。」 オレは神原の制服の砂を落としてやった。 「ちょっと!あんた今どこ触った!?」 えっ? どこって 「制服だけど...?」 「私の胸に触ったのよ!!」 「えっ!?ウソ!?ぎゃあ!」 腹部に蹴りをくらった。 神原はそのまま帰ろうとしている。 「じ、じゃあな神原。」 「ええ。」 神原の返事は冷たかったが顔は笑っていた。 そしてオレは家に入った。 「おかえり!」 この声は...?
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