いざ、入学式へ!

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「あっそ。」 いや、オレが理事長じゃない事くらい見なくてもわかるけどさ... いや、やっぱり見ないと分かんないわ。 それより、自分から聞いたくせにひどくね!? 「私は神原 沙羅。あんた、なんでこんなに早く来てるの?」 神原さんは眠そうに目をこすりながら聞いてくる。 関係ないけど可愛いな。 「いや、別に。そっちは?」 「そんなに知りたいの?」 「うん。」 「いやーだ。」 神原さんは初めて笑顔を見せてくれた。 「ずっとその笑顔でいれば可愛いのに。」 オレが笑いながら言う。
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