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「マジッスか…」
8人。
8人の追っ手が
十字路を曲がった
俺を待ち受けていた。
引き返そうと
慌てて後ろを
向くと、今まで
俺を追っていた
後ろの奴らが
わらわらと現れた。
万事休す。
挟まれた。
これから逃げるのは
至難の技である。
何故追われて
いるのか。
奴らは何者
なのか。
捕まったら
どうなるのか。
様々な疑問を
残したまま
真っ黒な奴らの
真っ黒な腕が
延びてきて
俺は意識を失った。
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